操作性に優れたPF石鯛スーパーロイヤル500手持ちスペシャル。状況に応じて使い分ける、カーボンチューブラ仕様の標準穂先とグラスソリッド仕様の軟調穂先の2本の穂先を標準装備。今回はこの竿で標準穂先を使用した赤貝の手持ち釣りの模様をレポート致します。

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平成19年 4月 28日

大型連休へ突入ということでダイコーフィールドアドバイザーの坂本氏と石鯛釣行を計画。『この時期なら赤貝の手持ちで狙いたい。』ということで渡船『ハーバーワン』にお世話になり、鹿児島県、甑島の西磯、鹿島へ行くことに。
鹿島は冬場の北西の風が強い時期には上礁出来ない事も多々ある。それゆえに魚影が濃く、特にメジナ狙いでは数、型、共に狙えるとあって人気の高い釣り場である。石鯛狙いにおいても多くのポイントが点在し、過去のFFGP石鯛選手権大会においても入賞魚が幾度も出ている。その中でも今回は昨年の第7回大会において優勝魚が出た一級瀬、『由良のかぶり』へ上礁することに。
この時期、エサ取り次第で赤貝では釣りにならないこともある。エサを購入する熊本県芦北の『高野釣具』で近況を聞いてみると、ここ3日くらい水温が下がりエサ取りは少なく、赤貝のみで充分とのこと。エサ取りの心配どころか、石鯛が心配に・・・。とにかく、出船場所である串木野魚港へ向かった。

この日の出船は午前2時。串木野港を出発して約1 時間半後、目的の磯『由良のかぶり』へ上礁することが出来た。早速、夜明けの釣り開始にそなえ赤貝を準備。赤貝はヒビを入れただけの粗割りの状態と殻を除いたムキ身の状態で使用。ムキ身を作るときにできた殻はマキエとして使用します。ちなみに釣り師の間でエサとして名の通っているこの『赤貝』は正式には赤貝の仲間の『サルボウ貝』である。本種の高級な『赤貝』とは異なり安価で量も捕れるので、赤貝の缶詰などにはほとんどがこの『サルボウ貝』が使われる。

使用する竿はPF石鯛スーパーロイヤル500手持ちスペシャル。この竿はHクラスに相当する張りを持ちながら、シリーズ最軽量に仕上げた先調子の手持ち釣り専用モデル。手持ち釣りにおいて重要視される、操作性、感度にこだわった調子設定と手持ち釣りでも疲れない高バランス設計が特徴。穂先は深タナや潮流の速い釣り場で15号以上のオモリの使用をメインとしたカーボンチューブラ仕様の標準穂先と、浅タナや潮流の緩い釣り場で8号前後のオモリの使用をメインとしたグラスソリッドジョイント仕様の軟調穂先の2本が標準装備。特にソリッド穂先は標準穂先より15cm短くすることでブレが軽減。より繊細で高感度に仕上がっているので、潮が走らず食い渋る魚を軽い仕掛けで食わせたい時や、バフンウニでの落として見せる釣りに最適です。今回狙いのタナはリールのカウンターで12m〜15mとそう深くはないが、本命潮である上げ潮はかなり走ると予測して標準穂先で挑むことに。
仕掛けは真空オモリ15号、道糸は足元狙いでサラシにラインが取られないようにナイロンラインをチョイス、太さは20号。瀬ズレワイヤー37番、ハリスワイヤー37番、ハリは15号を使用。

手持スペシャル。カラーはブル−
カーボンチューブラ穂先とグラスソリッド穂先の2本が標準装備。
石突きは手持ちで握り易い標準サイズ

この日の干潮は午前10時。本命の上げ潮まで時間はあるが、朝マズメに期待して釣りを開始。開始早々に本命らしきアタリがあるも、その後はエサ取りがわずかにアタルのみ。ムキ身も完全には取られず残ってくるといった状況。エサやオモリを触ると冷たく水温が低いことが分かる。かなり厳しい釣りになりそうである。
打ち返していると、たまに落ちて直に本命らしきアタリが来る。おそらく落ちてくる物に反射的に興味を示すのであろう。しかし直にアタリはなくなり、そのまま根気良く待ち続けるとまた少し口を使う。そこで仕掛けを回収するとエサは残っており、次に同じタナに仕掛けを入れても今度はエサ取りのアタリが来るといった状況であった。水温のせいなのか?潮が走れば活性があがるのか?たまに来る本命らしきアタリに期待しつつ、とにかく根気よく釣ることに・・・。


ここで、この度遠征用のロッドケース、『磯大物用ロッドケースDRC-260』が発売されましたのでご紹介します。このロッドケースは旧磯大物用ロッドケースDRC-248をリニューアル。メインマテリアルのナイロン素材は従来より圧番手を採用し強度面をUP。クエ竿1セット、並継ぎ石鯛竿2セット、大物ギャフ玉が楽に収納可能。遠征釣り、クエ釣りに便利な収納力です。ファスナーは内面に止水テープを施した、止水ファスナーを採用。波シブキの進入を防ぎます。その他、瀬渡し時に便利なトップベルトの追加や留金を全てステンレス製にするなど基本性能を充実させました。価格は\26000。
今回の釣行では並継石鯛竿2セットの他にスーパーロイヤル500HHH、大物ギャフ玉、エギロッド、振出ルアー竿を準備。多彩な魚種が狙える遠征釣りでは、いろいろな釣りの準備をすることも楽しみの1つ。アタリが全くないときや、潮待ち、ポイントを休めたい時にエギやルアーを投げてみると思わぬ副産物がGETできることも。しかしあまり浮気しすぎると本命の時合いを逃してしまうこともあるので注意が必要。

今回の釣行で準備した竿
↑ファスナー外面

止水テープを施した、

ファスナー内面→
↑新規に追加したトップベルトと
ステンレス製の留金

さて、状況は相変わらずであったが浮気せずイシダイ1本で頑張り続け、間もなく潮止まりという時間に。上げ潮に変わってからが勝負だと思った矢先、手返し直後に本命らしきアタリ。穂先をやや抑え込む・・・が、その後アタリが遠のき、辛抱して仕掛けを動かさないように待ち続けると・・・再びアタリ。そして急に走った。

ウ〜!
ウリャ−!!!

上がって来たのは3kg弱の石鯛。

今回の釣り場の『由良のかぶり』

その後、待望の上げ潮になり、やや活性が上がり期待はしたが、待てど暮らせど本命の潮は走らず苦戦が続いた。そして最後まで本命潮は走らないまま、午後1時納竿となった。結果、本命潮でないからと諦めず、頑張って釣り続けたことが貴重な1枚に繋がったのだが、この厳しい状況下でも、釣果得ることが出来たのは『由良のかぶり』だからこそと感謝しつつ、釣り場を後にした。


坂 本 氏 コ メ ン ト

この竿は本来、機動力を活かして、テンポの速い釣りをする場合にこそ真価が発揮されると思っていたので、そういう状況での釣りを期待していたが、今回はエサ取りが少なく、根気良くアタリを待ち続けなければならい全く反対の状況であった。しかし、今回のようにエサが残ってくるような時こそ、大物がアタッてきたりする。大物になるほど警戒心が強く、仕掛けを動かさないようにじっと我慢して待たなければならない。今回アタリが遠い我慢の釣りが続いたが、持ち重りのない高バランス設計のこの竿は今回のような状況の手持ち釣りでも苦にならず、貴重な1枚をものにすることが出来た。この竿はいかなる状況下でも手持ちの釣りに最適であると実感した。
◎エサの購入
『高野釣具』
熊本県葦北郡芦北町大字花岡
TEL 0966-82-4505
http://www.takano-fishing.com/

◎使用渡船
『ハーバーワン』
出港場所:鹿児島県 いちき串木野港
TEL 0996-32-8314
http://www17.ocn.ne.jp/~harbar1/


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